ビーチ Beech
学名:
Fagus sylvatica
和名: ヨーロッパブナ
科・属: ブナ科 ブナ属
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 4〜5月
ビーチの近縁種: ブナ Fagus crenata
(京都府立植物園など日本国内の広い地域で観察できます)
ビーチは堂々&すらっと真っ直ぐに伸びる洗練された木で、高さが30mに達するものもあります。イギリスでは非常にポピュラーな樹木の一つで、肥沃な石灰質の土壌を好み、ビーチの森を形成します。同一の木に雌花と雄花を持ち(雌雄同株)葉が出てくる4月から5月にかけて花が咲きます。
もし可能でしたら晩春(5月上旬)ビーチの森に訪れてみてください。もちろん近縁種のブナの森でも結構です。ビーチの青葉のわずかな隙間から注がれる太陽の光は何とも言えず美しいものです。
秋は鮮やかに紅葉し、11月には落葉と殻斗(果実を包むイガイガした殻)で地面は覆われます。
ここまでのお話しですとビーチはほとんど完璧な樹木のようですが・・・実は樹高の割には根が浅く強風で簡単に倒れてしまいます。バランスを保つため、幹は曲がらず、空に向かって真っすぐに成長するのかもしれません。また日当たりの悪いところで発芽したビーチは、他の木々に比べ成長が非常に遅いため、さらに周囲の植物に光を遮られ過酷な幼樹時代を過ごさなければなりません。
落葉で敷詰められ、密集した木々の梢によってほとんど光も通らなくなったビーチの森では他の植物が育ちません。その結果、過酷な時代を乗り越えたビーチだけが今度はその土地を独占して森を形成していきます。
バッチ博士は、オックスフォード州ソットウエルの背が高く美しいビーチだけで群生している森を見て「自分の世界観を大切にするあまり、他の人を理解しようとせず粗探しをして批判的、不寛容な人」のためのレメディを作成しました。
☆ こんな時には、ビーチをどうぞ ☆
※ 心が狭くポジティブな見方をしない
※ 他人に厳しく寛容でない
※ 他人の振る舞いや態度が気に入らない
※ 黙っていられず、つい口を出して文句を言ってしまう
※ 辛口のジョークやユーモアが時として人を傷つけてしまう
※ 肩こりや筋肉痛に耐えられない。頻繁にマッサージに通うこともある
※ 非常に警戒心が強い
※ 順番待ちがとても苦痛に感じる、不得意
バッチフラワーレメディの使い方
ご自分に必要なフラワーレメディが見つかりましたら早速使ってみましょう。フラワーレメディは飲む以外にもいくつか方法がありますので、ご自身にあった使いやすい方法で取り入れてみて下さい。なおフラワーレメディはお子様から妊婦さんなどすべての年代の方に、またお薬を飲んでいる方でも病気の治療中でも安心してご利用になれます。どんな時でもそのときの心や感情の状態に合わせて、38種類の中から6種類まで組み合わせてお飲み頂けます。
<お飲み物に入れて飲む場合>
1回2〜4滴を目安に、お水やハーブティー、アルコール等に混ぜてお飲み下さい(京都かほ里ではカフェインの入ったお茶やコーヒーなどはオススメしておりません)外出時にはペットボトルの水に入れても良いでしょう。
飲む時間や回数に特に決まりはありません。基本的には1日に4回、起床時と就寝時の自律神経と副交感神経が切り替わる時に服用すると良いと言われていますが、あくまでもご自身の生活リズムに合わせてどうぞ・・・
<他のレメディと組み合わせる場合>
レメディは1つに限定する必要はありません。数種類(できれば6種類まで)を一度に飲む場合には下記の方法もあります。
ブレンド用のトリートメントボトル(10mlと30mlがございます)を使い、ミネラルウォーターを瓶の肩口まで入れます。その後、ブレンドしたいレメディをそれぞれ2滴(レスキューレメディの場合は4滴)ずつ入れます。その場合は1日4回以上、1回あたり4滴を目安にお飲み物に入れてお飲み下さい。
※衛生面を考え、トリートメントボトルをお使いになる場合は必ず14日以内に飲み終えて下さい。
<お肌に直接塗布する場合>
耳の後ろ、こめかみや手首に、1、2滴のレメディを塗って下さい。
<お風呂に入れる場合>
浴槽にレメディを数滴(6滴から10滴位)加えて浴槽につかるという方法もあります。レメディを飲用できない時、お子様に使われる時などにオススメです。
<観葉植物にもどうぞ>
植物の植替えをしたり、枯れかけている時にレメディを根の部分に垂らしてあげるとよいでしょう。または通常の水やりに、バッチフラワーレメディを数滴(6滴から10滴位)混ぜてください。
例: 買ってきたばかりの鉢植えに・・・ セラトー、ミムラス、ウォールナットなど
<ペットにもどうぞ>
ペットにあげる時も基本は人間と同じです。動物は人間ほど感情が複雑では無く「吠える」「噛みつく」程度で、どういう感情によるものかの判断は難しいので、普段から注意深い観察が必要です。 ペット用飲み水やえさに混ぜたり、ペットがよくなめる箇所に塗るか唇、鼻、耳の後ろなどに塗ってあげるのもよいでしょう。