バーベイン Vervain
学名:
Verbena officinalis
和名: クマツヅラ
科・属: クマツヅラ科 クマツヅラ属
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 6〜9月
バーベインと同種: クマツヅラ Verbena officinalis
(京都府立植物園など、国内の植物園で観察できます)
クマツヅラ科はシソ目に属し世界中に約90属、約2000種、日本には9属、約15種が生息、1年草から高木まであり、一部はつる性、花は放射相称または左右相称で唇状のものもあります。葉の多くは対生、果実は液果や核果、分果になります。クマツヅラ科の植物は、全体的に強い香り(芳香または悪臭)をもっています。
新しいAGP植物分類体系でクマツヅラ科の多くがシソ科に移動になりました。
バーベインは愛らしい花が咲くとはいえ、とても小さく決して目立つ花ではありませんが、昔からバーベインは「聖なる草」「魔除け」「薬草」として、漢方でも馬鞭草(バベンソウ)という名で使われています。バーベインの茎の断面は四角形で、濃緑色の頑丈な茎が天に向かって真っすぐに伸びていきます。そして羽状に3〜5裂した葉は対生し、花は6〜9月、茎の上部に穂状花序を出し5mm位の淡紅紫色の花を多数咲かせます。
バーベインVervainはケルト語の「ferfaen」(石を除く、固いもの)から来ているそうです。その名の通り、実際に結石を取り除くことに利用されたという記録が残っています。バッチ博士は「自分が正しいと固く信じている人、過度に頑張りすぎて体を崩しやすい人」のためのレメディを作成しました。
バーベインの花はほとんど気づかれないほど慎ましく、優しく静かに咲いています。決して無理をしているようには見えない小さな花の様子から、頑張って大きなことをやらなくても、ゆっくりと自然体で生きていくことの素晴らしさを私たちに教えてくれているように見えます。
☆ こんな時には、バーベインをどうぞ ☆
※ 押し付けがましい態度をとってしまいがち
※ 先入観、一方的なものの見方をしてしまう
※ 使命感、正義感が非常に強い
※ 自分の思いを理解してくれないとイライラする
※ 問題をとことん追求してしまう。目的を達成するまで心は休まらない
※ 自分のエネルギーを使い果たしやすくリラックスすらできない
※ 極度の疲労感や緊張感で、寝つきが悪い
バッチフラワーレメディの使い方
ご自分に必要なフラワーレメディが見つかりましたら早速使ってみましょう。フラワーレメディは飲む以外にもいくつか方法がありますので、ご自身にあった使いやすい方法で取り入れてみて下さい。なおフラワーレメディはお子様から妊婦さんなどすべての年代の方に、またお薬を飲んでいる方でも病気の治療中でも安心してご利用になれます。どんな時でもそのときの心や感情の状態に合わせて、38種類の中から6種類まで組み合わせてお飲み頂けます。
<お飲み物に入れて飲む場合>
1回2〜4滴を目安に、お水やハーブティー、アルコール等に混ぜてお飲み下さい(京都かほ里ではカフェインの入ったお茶やコーヒーなどはオススメしておりません)外出時にはペットボトルの水に入れても良いでしょう。
飲む時間や回数に特に決まりはありません。基本的には1日に4回、起床時と就寝時の自律神経と副交感神経が切り替わる時に服用すると良いと言われていますが、あくまでもご自身の生活リズムに合わせてどうぞ・・・
<他のレメディと組み合わせる場合>
レメディは1つに限定する必要はありません。数種類(できれば6種類まで)を一度に飲む場合には下記の方法もあります。
ブレンド用のトリートメントボトル(10mlと30mlがございます)を使い、ミネラルウォーターを瓶の肩口まで入れます。その後、ブレンドしたいレメディをそれぞれ2滴(レスキューレメディの場合は4滴)ずつ入れます。その場合は1日4回以上、1回あたり4滴を目安にお飲み物に入れてお飲み下さい。
※衛生面を考え、トリートメントボトルをお使いになる場合は必ず14日以内に飲み終えて下さい。
<お肌に直接塗布する場合>
耳の後ろ、こめかみや手首に、1、2滴のレメディを塗って下さい。
<お風呂に入れる場合>
浴槽にレメディを数滴(6滴から10滴位)加えて浴槽につかるという方法もあります。レメディを飲用できない時、お子様に使われる時などにオススメです。
<観葉植物にもどうぞ>
植物の植替えをしたり、枯れかけている時にレメディを根の部分に垂らしてあげるとよいでしょう。または通常の水やりに、バッチフラワーレメディを数滴(6滴から10滴位)混ぜてください。
例: 買ってきたばかりの鉢植えに・・・ セラトー、ミムラス、ウォールナットなど
<ペットにもどうぞ>
ペットにあげる時も基本は人間と同じです。動物は人間ほど感情が複雑では無く「吠える」「噛みつく」程度で、どういう感情によるものかの判断は難しいので、普段から注意深い観察が必要です。 ペット用飲み水やえさに混ぜたり、ペットがよくなめる箇所に塗るか唇、鼻、耳の後ろなどに塗ってあげるのもよいでしょう。