英 名: Rooibos
和 名: ルイボス
学 名:
Aspalanthus linearis
科 名: マメ科 常緑潅木
使用部位: 葉・茎
産 地: 南アフリカ共和国
香りと味: ウッディでほんのりと香ばしい風味、紅茶の代替として利用される
主要成分: フラボノイド類(ケルセチンなど)、ミネラル類(カルシウム、鉄など)
「ルイボス」とは、先住民の言葉で「赤い茂み(Red Bush)」を意味します。ルイボスティーは紅茶や緑茶などの「お茶」とは全く種類の異なる飲み物です。
ルイボスはマメ科の低木の松葉のような針状の葉を発酵・乾燥させたもので、南アフリカのセダーバーグという地域一帯でのみ生息する大変貴重で特別な植物です。
決して恵まれているとは言えない自然環境で、しっかりと根を張るルイボスのお茶は古くから南アフリカの先住民の間で日常的な飲み物として親しまれる一方で、「奇跡のお茶」「不老長寿のお茶」として、日々の健康のために飲まれ続けてきました。
ルイボスティーは鮮やかな赤色のお茶で、渋味が少なく緑茶や紅茶に含まれる成分であるカフェインが含まれていないことが特徴です。
近年では、発酵前の緑色の「グリーンルイボス」に注目が集まっています。グリーンルイボスは抗酸化物質であるアスパラチンというフラボノイドが豊富に含まれており、メタボリックシンドロームの予防に効果的であるという研究もされています。京都かほ里では、グリーンルイボスの入荷量が少ないため、今のところ入荷時のみ限定販売をしています。
ルイボスティーの特徴として、良質のミネラルをはじめとする天然の栄養成分がバランス良く含まれていることが挙げられます。特に主要なミネラル(カルシウム、マンガン、鉄、亜鉛、セレン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅など)に関しては、人間の体液の構成比と非常に近い比率で含まれていることから、細胞を活性化する作用を持ち合せていると考えられています。
また老化や不調の原因となる活性酸素を除去してくれるSOD様作用のあるフラボノイド成分の含有量が高いことにも注目されて、今日ではヨーロッパをはじめ世界中の人々に愛飲されています。
♪ 適切に使用する場合には、安全に摂取することができるハーブです。
<ハーブティーの入れ方>
ハーブティーの入れ方に特に難しいことはありません。日本茶や紅茶を入れるのと同じ感覚でお気軽にお試し下さい。また特別な準備も必要ありません。ご家庭にある道具で十分ハーブティーをお楽しみ頂けます。
1.道具の準備
ティーポットとティーカップはあらかじめ温めておきます。
2.ハーブをティーポットへ
ハーブの分量はティーカップ1杯(約180ml)に対してティースプーンで軽く1杯が適量です。
京都かほ里のシングルハーブはすべてメディカルハーブを使用していますので、少量の分量で十分お楽しみ頂けます。
3.ティーポットに熱湯を注いでください。
沸騰から一呼吸おいたお湯(95〜98℃が適温)を静かに注いでいきます。香りが逃げないように、すぐに蓋をします。
4.約5分間蒸らします。
ティーポットの蓋をして約5分間蒸らします。飲み頃を逃がさないよう砂時計があると便利です。 また蒸らし終えましたら、すぐにハーブを取り上げてください。ティーポットにハーブを入れたままにしておきますと苦味や渋み、アクが出やすくなります。
5.ティーカップに注いで下さい。
ティーポットを水平に軽くまわしてお茶の濃さを均一にし、茶こしなどを使ってティーカップに静かに注いでいきます。
<その他>
※ 1日に2杯(ティーカップ1杯分、約180ml)を目安にお飲みください。
※ メディカルハーブには様々な作用がありますが医薬品ではありません。あくまでも健康維持や予防、不調を整える目的でご利用くださいますよう、お願い致します。
※ 妊娠中の方、薬を服用されている方、持病のある方でメディカルハーブを飲用される場合、事前にかかりつけの医師もしくは京都かほ里までメールでお問合せ下さい。京都かほ里スタッフの薬剤師・メディカルハーバリスト・メディカルアロマセラピスト・漢方薬生薬認定薬剤師が、出来るだけわかりやすく丁寧に対応させて頂きます。