椿の種子から抽出された植物オイルです。 日本では、平安時代から女性の美しい髪のための油として親しまれ、大切に使われてきました。当製品のつばき油は、伊豆七島産『ヤブツバキ』の良質の種子部分のみをゆっくりと搾り取り、熱をかけない方法で搾油・精製されています。
当つばき油の最大の特徴は、他のつばき油製品にはない、さらっとした感触です。つばき油の成分の85%以上は「オレイン酸」という脂肪酸です。ちなみに「オレイン酸」は、私たちの健康な皮膚から分泌される脂肪分ととても似た性質を持っているため、つばき油は髪や肌に馴染みやすく、お顔を含む全身のトリートメントにもオススメです。
(^^♪ 「オレイン酸」のお話し
オレイン酸は、分子内に二重結合が1つだけ存在する一価不飽和脂肪酸です。
二重結合とは、炭素原子同士が共有結合でつながっている部分のことで、この二重結合の数によって、脂肪酸の安定性が大きく異なります。二重結合が多いほど、脂肪酸は酸化されやすくなります。これは、二重結合が酸素と反応しやすくなるためです。
例えば、リノール酸やアラキドン酸などの「多価不飽和脂肪酸」は、二重結合が2つ以上あるため、オレイン酸よりも酸化されやすい脂肪酸です。
一方、オレイン酸は二重結合が1つしかないため、酸素と反応しにくく、酸化しにくい安定している脂肪酸です。
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