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ベティバー」は、修行中の僧侶達が『お釈迦様の薬箱』と呼んでいる持ち物に入っていた植物です。また、数千年前から人々に活力と癒しを与えてきたアーユルヴェーダの薬草でもあり、皮膚のほてりや炎症などに利用されてきました。薬用だけでなく、ベティバーは古代インドで宗教的な儀式に使う薫香としても重宝されていたようです。
ベティバーはインド原産のイネ科の多年生草本で、インドではKhus「香り高い根」と呼ばれています。葉にはほとんど香りが無く根に強い香りがあり、そのため精油は根から抽出されます。同じくイネ科に分類される植物にレモングラス・シトロネラ・パルマローザなどがありますが、これらは葉を抽出部位としていますので、ベティバーとは香りのタイプが全く異なります。
ベティバーは、高級感溢れる多くの香水にベースノートとして広く用いられており、かの有名なシャネルNo.5にも使用されています。スキンケアとしては、乾燥を防ぎ抗炎症の作用がある他、お肌に潤いを与え、みずみずしくさせる効果も期待できます。
精油:ベティバー
(^^♪ ベチバーと表記されることもあります。
学 名:
Vetiveria zizanoides
英 名: Vetiver
科 名: イネ科 多年草
抽出部分: 根
抽出方法: 水蒸気蒸留法
主産地: インドネシア、スリランカ
主成分: セスキテルペンアルコール類
香りのタイプ: 樹木系(オリエンタル系)
香りの特徴: 甘く濃厚で深みのある香り
ノート: ベース
※ 注意・禁忌 ※
・ 香りが強いため、低濃度でご利用ください。
・ イネ科アレルギーの方、妊娠中・授乳中の方、乳幼児の使用はお控えください。
・ ベティバーは粘度が高くボトルから一滴ずつ落としにくい精油ですので、ご使用の際には付属のガラス製スポイトをご利用ください。
ベティバーと相性の良い精油:
「トップ」:柑橘系
「ミドル」:ゼラニウム、フランキンセンスなど
「ベース」:イランイラン
♪アロマテラピーは医療行為ではありません。身体に何らかの異常がある場合は、必ず医療機関を受診して下さい。また、精油の注意事項を守って正しくご使用下さいますようお願い申し上げます。妊娠中、慢性的な病気の方など、身体の健康状態が気になる方は、医師や薬剤師などの専門家に相談の上、ご使用下さい。なお、ご不明な点などございましたら、京都かほ里までお問い合わせ下さい。