セラトー Cerato
学名:
Ceratostigma willmottiana
和名: ルリマツモドキ
科・属: イソマツ科 ケラトスティグマ属
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 8〜10月
セラトーの近縁種: ブータンルリマツリ Ceratostigma griffithii
(国内の大きい園芸店などで、まれに見かけることがあります)
セラトーは38種類のレメディの中で唯一、チベットから持ち込まれた植物のレメディです。現在ではイギリス国内でも園芸品種として栽培され、公園や庭で見ることができます。
ヒマラヤ原産の植物で60〜100cmほどに伸び、茎は赤茶色、先端が尖っている小さな葉は繊毛に覆われています。セラトーは1cmほどの5枚の花弁を持つ青色の筒状の美しい花ですが、らせん状にねじれて1日でしぼんでしまいます。
ねじれて枯れていく花と言えば、夏から秋にみられるアオイ科のムクゲがあります。セラトーと同じように朝開いた花は夕方にはねじれてしぼみます。ちなみにサクラなどほとんどの花は咲いている状態のまま地上に落下しています。
以前、京都府立植物園ではじめて「ヒマラヤの青いケシ」を見ました。高山植物のひとつ「ヒマラヤの青いケシ」は標高3,000〜4,000mのヒマラヤの奥地に自生する花で、可憐で美しく本当に神秘的なブルーでした。セラトーと同じ原産で何とも透明感のある空色の花に、思わずうっとりでした。
レメディの作用を考える際、この「青色」はレメディの「チコリ」と通ずるところがあります。
野生種ではなく人間の手で栽培されているセラトーを見て「自分が信じられず、絶えず周囲の助言を求める人」のためのレメディを作成しました。
☆ こんな時には、セラトーをどうぞ ☆
※ 決断するのに時間がかかる。即座に対応できない
※ 質問を繰り返し、相手をイライラさせてしまう
※ 誰かの後押しや助言が無いと、自分の考えを実行できない
(自分の意見より、周囲の人の考えを優先)
※ 人間関係や職場で、何となく不安を感じる
※ 優柔不断な態度をとってしまう
※ 知識を上手く活用出来ないと落ち込みやすい
※ 仕事は必要以上にやらないで、頼まれたことだけをやれば良いと思いがち
※ 「流行」に影響されやすい
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♪ フラワーレメディのご使用方法に関しましては、
こちらのページをご覧ください。
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