チェスナットバッド Chestnut Bud
学名:
Aesculus hippocastanum
和名: セイヨウトチノキの新芽
科・属: トチノキ科 トチノキ属
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 3〜4月
チェスナットバッドの近縁種: トチノキ Aesculus turbinate (APG植物分類体系ではムクロジ科)
(京都府立植物園など日本国内の広い地域で観察できます)
チェストナットバッドは、ホワイトチェスナット(セイヨウトチノキ)の新芽です。38種類のレメディの中で、唯一、新芽から作られます。レメディには、新芽と芽を包むベタベタとした樹脂層が使われます。レメディを作成する際に、バッチ博士は新芽のみならず樹脂も使用しているというのは、チェスナットバッドの作用を理解する上で大切なポイントです。
チェストナットバッドは、古い木の一部であり、前年の秋から冬にかけて(マイペースで)作られています。わずか5cm位の樹脂に覆われた小さなチェストナットバッドですが、もうすぐ立派にトチノキになります。巧妙にたたまれた葉脈はとても美しく、一気に伸び広がってあの大きなトチノキの葉になるのです。
また葉が落ちた後に枝に残る葉痕は、扁平な卵状逆三角形で、下方の2辺に沿って小葉の数と同じ維管束の痕が小さな突起となって並んでいます。よく見ると、馬蹄形にも猿の顔のようでもあります(冬場はこの葉痕を確認することで、トチノキ属とわかります)とても微笑ましい表情のトチノキの葉痕も是非、実際に観察してみてください。
樹液に覆われたホワイトチェスナットの冬芽であるチェスナットバッドから、繊毛に覆われた葉が展開します。おそらく見たことのない世界にたくさんの夢と期待を膨らませていることでしょう。先のことばかりを考えてしまうので、目の前の現実が見えていません。
バッチ博士は「今、学ぶべきこと(やるべきこと)に気付いていない人、見落としている人」のためのレメディを作成しました。
☆ こんな時には、チェストナットバッドをどうぞ ☆
※ 重要でないことをついついやって、遅刻してしまう
※ 物忘れやケアレスミスが多い
※ 複数のことを同時に始めるものの、どれも最後まで仕上がらない
※ 期限ギリギリまで、仕事に手をつけられない
※ アイディアがいろいろ浮かび、かなり先のことまで考えていて、今の状況に興味が持てない
※ 様々なこと(芸術や旅など)に感動しやすい一方で、日常な事柄には無関心
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♪ フラワーレメディのご使用方法に関しましては、
こちらのページをご覧ください。
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