ラーチ Larch
学名:
Larix decidua
和名: ヨーロッパカラマツ
科・属: マツ科 カラマツ属
開花時期: 2〜4月
近縁種: カラマツ Larix leptolepis
針葉樹の中で冬になると葉を落とす木があります。日本に自生する唯一の落葉針葉樹のラーチです。落葉する松という意味で和名に「落葉松」と書かれていることもあります。
ラーチは幹をまっすぐ伸ばし、高さ20〜30mに成長します。新芽の伸びる春に古い枝は落ち、秋になると葉が黄金色に変わり落葉します。雌雄同株で3〜4月に新葉が開くと同時に、短枝に黄色の雄花と赤い雌花をつけます。雌花は直立し基部に葉はありますが、雄花を持つ短枝には葉がありません。葉は3枚の小葉からなる複葉、葉は針状で長さ2〜3cm、触れると見た目より柔らかいです。
日本のラーチ林は、ほとんど戦後の植林によって作られたものです。国内で自然林が見られるのは、本州中部の山地、標高1500mくらいの寒冷地に限られます。
海底が隆起してできた土地や火山荒原など植物の痕跡が全くないところでも、何百年も経つとどこからともなく植物がやってきて定着し、やがて草原ができさらに樹木が定着して最終的には緑の森に生まれ変わります。このように裸地化した所にすばやく進出して、環境を安定させる植物や樹木を先駆植物(パイオニア植物)と呼びます。それは寒さや水不足、土の栄養不足といった悪条件に対して強く他の木が育たない厳しい環境でも生きていくことができるからです。そのようなパイオニア植物の代表がラーチやアスペン、シラカンバ(白樺)、ススキ、コケ類などです。
ラーチはとても繊細に見える一方、実際は過酷な環境でも極限まで生き抜く力があります。バッチ博士は、オックスフォードの森でラーチを見つけ「劣等感が強く、はじめから諦めている人」のためのレメディを作成しました。
☆ こんな時には、ラーチをどうぞ ☆
※ 自分に自信がなく、劣等感でいっぱい
※ 同じ場所に定住したり、職業に定着できない
※ 新しい試みは失敗すると思い込んでいる
※ 誰かに話しかけようとしても躊躇しがち
※ 人に批判されると、非常に落ち込んでしまう
※ 試験や面接など、数週間前から不安
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♪ フラワーレメディのご使用方法に関しましては、
こちらのページをご覧ください。
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