ミムラス Mimulus
学名:
Mimulus guttatus
和名: ミゾホオズキ
科・属: ゴマノハグザ科 ミゾホオズキ属
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 6〜8月
ミムラスの近縁種: ミゾホオズキ Mimulus nepalensis
( 京都府立植物園で、期間限定で観察できます )
ゴマノハグサ科の植物は草本または低木で世界的に広く分布し、温帯や熱帯の高山に多く生育しています。300属、4500種ありますが、新しいAPG分類体系ではユリ科と並んで多くの種が他の科に移動されています。(従来の分類体系では、ゴマノハグサ科はさまざまな植物の寄り合いグループだったようです)花は左右相称で、花弁は合着して4裂〜5裂します。シソ科の花に似た唇状あるいは筒状になるものもあります。
ミムラスは南アフリカ〜南北アメリカ原産で、川や池の周辺に自生する植物で湿った土壌を好む多年草、高さは50cm位にまで育ちます。葉は対生し楕円形の鋸歯縁、滑らかに丸みを帯び、縦に長く数本の葉脈があります。
花は鮮やかな一輪咲きの黄色の五枚花弁に赤色斑点が入った5cm程の唇形、6〜8月には葉が見えないほど次つぎと花を咲かせます。属名の
Mimulusはラテン語のmimus(道化師)、ギリシャ語のmimo(猿)に由来、英名の「monkey flower(モンキーフラワー)」も、シンメトリックな花弁の様子が歯をむき出して敵を威嚇している姿なのか、またはおどけたような顔の猿に似ていることから呼ばれているのでしょう。
バッチ博士はウェールズ州のアスク川沿いで、水しぶきを浴びながら頑張って生育しているミムラスと出会いました。
もしかしたら川の流れに飲み込まれるやも知れない、受粉のため今年も昆虫はやって来てくれるかな?種子を水中に落としたもののどこに行きつくのかな?など心配ばかりしているミムラスを見て、バッチ博士は「日常的に起こる不安や恐れ」のためのレメディを作成しました。
☆ こんな時には、ミムラスをどうぞ ☆
※ 一人でいることは不安、でも誰かと一緒にいると緊張する
※ チャレンジする勇気より不安感が強い(通い慣れた店ばかりに行く傾向があります)
※ 緊張のあまり自分の言いたいことが相手に上手く伝えられない
※ 物事に過敏に反応しやすい
※ 知り合いとだけ交流したがる
※ 本心や心の深いところの問題を気付かれたくないので心を閉ざしてしまう
※ 人からきつい言葉を言われると落ち込み寡黙になってしまう
バッチフラワーレメディの使い方
ご自分に必要なフラワーレメディが見つかりましたら早速使ってみましょう。フラワーレメディは飲む以外にもいくつか方法がありますので、ご自身にあった使いやすい方法で取り入れてみて下さい。なおフラワーレメディはお子様から妊婦さんなどすべての年代の方に、またお薬を飲んでいる方でも病気の治療中でも安心してご利用になれます。どんな時でもそのときの心や感情の状態に合わせて、38種類の中から6種類まで組み合わせてお飲み頂けます。
<お飲み物に入れて飲む場合>
1回2〜4滴を目安に、お水やハーブティー、アルコール等に混ぜてお飲み下さい(京都かほ里ではカフェインの入ったお茶やコーヒーなどはオススメしておりません)外出時にはペットボトルの水に入れても良いでしょう。
飲む時間や回数に特に決まりはありません。基本的には1日に4回、起床時と就寝時の自律神経と副交感神経が切り替わる時に服用すると良いと言われていますが、あくまでもご自身の生活リズムに合わせてどうぞ・・・
<他のレメディと組み合わせる場合>
レメディは1つに限定する必要はありません。数種類(できれば6種類まで)を一度に飲む場合には下記の方法もあります。
ブレンド用のトリートメントボトル(10mlと30mlがございます)を使い、ミネラルウォーターを瓶の肩口まで入れます。その後、ブレンドしたいレメディをそれぞれ2滴(レスキューレメディの場合は4滴)ずつ入れます。その場合は1日4回以上、1回あたり4滴を目安にお飲み物に入れてお飲み下さい。
※衛生面を考え、トリートメントボトルをお使いになる場合は必ず14日以内に飲み終えて下さい。
<お肌に直接塗布する場合>
耳の後ろ、こめかみや手首に、1、2滴のレメディを塗って下さい。
<お風呂に入れる場合>
浴槽にレメディを数滴(6滴から10滴位)加えて浴槽につかるという方法もあります。レメディを飲用できない時、お子様に使われる時などにオススメです。
<観葉植物にもどうぞ>
植物の植替えをしたり、枯れかけている時にレメディを根の部分に垂らしてあげるとよいでしょう。または通常の水やりに、バッチフラワーレメディを数滴(6滴から10滴位)混ぜてください。
例: 買ってきたばかりの鉢植えに・・・ セラトー、ミムラス、ウォールナットなど
<ペットにもどうぞ>
ペットにあげる時も基本は人間と同じです。動物は人間ほど感情が複雑では無く「吠える」「噛みつく」程度で、どういう感情によるものかの判断は難しいので、普段から注意深い観察が必要です。 ペット用飲み水やえさに混ぜたり、ペットがよくなめる箇所に塗るか唇、鼻、耳の後ろなどに塗ってあげるのもよいでしょう。