オリーブ　　Olive


学名： 　　　Olea　europaea
和名： 　　　オリーブ　
科・属： 　　モクセイ科　オリーブ属 　　
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期：　　５〜６月

　　　　　オリーブと同種：　オリーブ　 Olea europaea 　
　　　　　　　　　　　（　香川県小豆島や岡山などで観察できます）
　　　　　　　　　　　　　　　　　

モクセイ科は主に熱帯〜温帯にかけて分布、約27属600種が知られ、日本でも7属約30種が生息しています。常緑または落葉性の低木〜高木で、一部つる性のものもあります。葉は対生するものが多く、単葉または羽状複葉、花は両性花または単性花で、雌雄別株または雌雄同株です。果実は、さく果、核果、液果、翼果などいろいろあります。このグループには、レンギョウ、モクセイ、ライラック、ジャスミンなど、有用で良い香りのする樹木が多いです。

「太陽の樹」と呼ばれるオリーブ樹は、有史以前からシリアやイスラエルなどに自生し、原産は中近東と言われています。常緑樹で高さは3〜10m、生命力が強く樹齢が長いことが特徴で、スペインなどでは樹齢500年を超える古木もたくさんあります。5月頃、無数についたビーズ玉のようなつぼみが少しずつ膨らみ、5月末から6月にかけて、キンモクセイによく似た小さな十字のクリーム色の花を咲かせます。少し甘く、清楚な香りがします。
オリーブ葉の表面はつややかな濃緑色で、裏面には白い細毛が密生しています。オリーブの葉にはポリフェノール類が非常に多く含まれ、その中で高い抗酸化作用を持つオレウロペインというオリーブ特有のポリフェノールが豊富に含まれています。この成分はオリーブのあらゆる部分に存在しますが、特に葉に１番多く含まれます。

太古の時代からオリーブは神々の木として崇められていました。その理由の一つに、オリーブの木が持つ強い生命力があげられます。オリーブの根は浅く強風などで倒れやすいにも関わらず、乾燥した地中海地方の大地で”黄金の液体”と称されるオリーブオイルを含む果実を実らせ、たとえ嵐で木が倒されても、また新しい芽を出し再生していきます。
その力強さ、生命力に溢れたオリーブを見て、バッチ博士は「精神的にも肉体的にも疲れ切っている人」のためのレメディを作成しました。


☆　こんな時には、オリーブをどうぞ　☆

　
　　※　心身ともに疲労困憊な状態
　　※　生活一般、趣味、仕事への興味がない
　　※　日常のちょっとしたこと（家事や作業）でさえ、面倒で負担に感じてしまう
　　※　体質的に弱い
　　※　辛い経験や重い病気の回復期
　　※　睡眠不足が続いている時
　　※　責任を任されることを嫌う、または苦痛に思っている



■□■…………………………………………………………………………………

♪　フラワーレメディのご使用方法に関しましては、
こちらのページをご覧ください。

…………………………………………………………………………………■□■