★ 植物観察を通して見えてくること
先日、奈良春日野国際フォーラムの能楽ホールの舞台に描かれている日本のアカマツの絵を見ていた時、以前イギリスで見た
パイン(ヨーロッパアカマツ)のことをふと思い出しました。
幹の独特のうねり、地面と水平方向の枝、葉を付けた側枝が全て上向きに伸びあがる姿、これは日本人の誰もが認めるマツのイメージです。
一方、レメディのパインの幹は日本のアカマツのようにうねりは無く、空に向かって真っすぐに伸びます。しかしパインは日当たり・土壌・風雪・害虫・伐採などに敏感で、その結果、地面に近いところに節(ふし)やコブができ、枝が途中で折れ幹にぶら下がっているところも見られ、針葉樹にもかかわらず、周囲の環境に影響を受けやすいタイプの繊細な樹木のようです。
バッチ博士はオックスフォード州で、若い木の頃からの様々な困難により樹皮がうろこ状に剝がれ落ち、歪んで不規則な樹形のパインと出会いました。その姿は、自分の至らなさを非難し自責の念を抱きつつ、さらに懸命に努力をし続けている人と重なったかもしれません。
パインは少なくとも1万年以上前から地球に暮らしています。途方もなく長い時間の中で、厳しい自然環境の変化や病害虫による感染症、あるいは人間による伐採など、身に降りかかってきた様々な困難や失敗・迷いもパインは無事に乗り越えてきました。
そんなパインさんは決しておごることもなく、かと言って自分を卑下することもなく、肩のチカラを抜いて、凛として落ち着きと自信に溢れた上品な姿で、今もそしてこれからもずっと私達のそばにたたずんでくれることでしょう。
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