ロックローズ Rock rose
学名:
Helianthemum nummularium
和名: ハンニチバナ
科・属: ハンニチバナ科 ヘリアンテムム属
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 5〜7月
ロックローズの近縁種: 園芸品種 Helianthemum nummularium (国内の大きい園芸店などで、まれに見かけます)
ロックローズはイギリス南部の白亜質の高原、石灰岩や砂利の多い土壌に生育する多年草です。葉は対生し楕円形〜長楕円形で柄は短く縁にギザギザは無く、表は緑で裏は白く、葉も茎もたくさんの繊毛で覆われています。小さな葉のような托葉がそれぞれの葉の基部から細長く突き出ています。
花弁は五枚で柔らかく、萼もまた五枚で三枚が大きく二枚は小さいです。
茎頂の総状花序に5月〜7月にかけて大きさが12〜20mmで、まるで金貨が散らばっているかように黄金色の花が咲きます。
しかしこの花はわずか数時間でしぼんでしまいます。次々と新しい花を咲かせては半日でしぼむことを夏の間、繰り返していきます。
バッチ博士はケント州ウェスターハムで、恐れという灰色の雲を一掃してくれそうな、まばゆく澄んだ輝きを持つ明るい黄色のロックローズを見て「極度の恐れや緊張を拭い去る」レメディを作成しました。
☆ こんな時には、ロックローズをどうぞ ☆
※ ショックのあまり口がきけなくなる、我を失ってしまう
※ 突発的なことに対してパニック状態に陥りやすい
※ 自分の叫び声で目を覚ますほどの恐ろしい夢を見たとき
※ 慌てふためくことがよくある
※ 緊急事態で心臓や呼吸が止まりそうになった、事故を間一髪で避けられたとき
※ 生きる事に対する潜在的な不安をもっている
※ 恐怖や苦痛、不満、恥ずかしかった過去をいつの間にか心の奥にしまい込んでいる
バッチフラワーレメディの使い方
ご自分に必要なフラワーレメディが見つかりましたら早速使ってみましょう。フラワーレメディは飲む以外にもいくつか方法がありますので、ご自身にあった使いやすい方法で取り入れてみて下さい。なおフラワーレメディはお子様から妊婦さんなどすべての年代の方に、またお薬を飲んでいる方でも病気の治療中でも安心してご利用になれます。どんな時でもそのときの心や感情の状態に合わせて、38種類の中から6種類まで組み合わせてお飲み頂けます。
<お飲み物に入れて飲む場合>
1回2〜4滴を目安に、お水やハーブティー、アルコール等に混ぜてお飲み下さい(京都かほ里ではカフェインの入ったお茶やコーヒーなどはオススメしておりません)外出時にはペットボトルの水に入れても良いでしょう。
飲む時間や回数に特に決まりはありません。基本的には1日に4回、起床時と就寝時の自律神経と副交感神経が切り替わる時に服用すると良いと言われていますが、あくまでもご自身の生活リズムに合わせてどうぞ・・・
<他のレメディと組み合わせる場合>
レメディは1つに限定する必要はありません。数種類(できれば6種類まで)を一度に飲む場合には下記の方法もあります。
ブレンド用のトリートメントボトル(10mlと30mlがございます)を使い、ミネラルウォーターを瓶の肩口まで入れます。その後、ブレンドしたいレメディをそれぞれ2滴(レスキューレメディの場合は4滴)ずつ入れます。その場合は1日4回以上、1回あたり4滴を目安にお飲み物に入れてお飲み下さい。
※衛生面を考え、トリートメントボトルをお使いになる場合は必ず14日以内に飲み終えて下さい。
<お肌に直接塗布する場合>
耳の後ろ、こめかみや手首に、1、2滴のレメディを塗って下さい。
<お風呂に入れる場合>
浴槽にレメディを数滴(6滴から10滴位)加えて浴槽につかるという方法もあります。レメディを飲用できない時、お子様に使われる時などにオススメです。
<観葉植物にもどうぞ>
植物の植替えをしたり、枯れかけている時にレメディを根の部分に垂らしてあげるとよいでしょう。または通常の水やりに、バッチフラワーレメディを数滴(6滴から10滴位)混ぜてください。
例: 買ってきたばかりの鉢植えに・・・ セラトー、ミムラス、ウォールナットなど
<ペットにもどうぞ>
ペットにあげる時も基本は人間と同じです。動物は人間ほど感情が複雑では無く「吠える」「噛みつく」程度で、どういう感情によるものかの判断は難しいので、普段から注意深い観察が必要です。 ペット用飲み水やえさに混ぜたり、ペットがよくなめる箇所に塗るか唇、鼻、耳の後ろなどに塗ってあげるのもよいでしょう。