ローズマリーは地中海沿岸原産で海辺に生育し、針のように細長くて硬い緑色の葉をつけるシソ科の植物で、波しぶきのような色と形の花からラテン語の“Rosemarinus”「海のしずく」と呼ばれたことが、名前の由来になっています。
ローズマリーは古代から若さを保つ薬草や香水などに利用されてきました。和名をマンネンロウといい、漢字では迷迭香や万年香などと表記されます。「常に香る」という意味のある万年香には、字の通り強い芳香があります。ローズマリーは常緑低木で1m以上に成長し、淡い青や紫色の花を咲かせますが白やピンク色の花を咲かせるものもあります。通常ローズマリーの精油は、開花時の先端部分のみを水蒸気蒸留で抽出します。80kgの開花したローズマリーから、約1kgの精油が得られます。
ローズマリーは、目が覚めるようなクリアで刺激的な香りが心身の疲労を癒やしてくれます。脳の海馬と呼ばれる記憶中枢に働きかけ脳を活性化して、記憶力や集中力を高める作用もあるため、現在広い分野で研究がすすめられています。例えば育毛効果や、記憶力改善、解毒作用や花粉症改善、アルツハイマー病改善など、幅広い効能に期待が集まっているハーブのひとつです。
ローズマリーの精油は大きく分けて シネオール、ベルベノン、カンファー 3種類のケモタイプがあります。京都かほ里では、セルフケアの使用頻度が高く、かつ毒性を持つケトン類(ベルベノンやカンファー)の少ないローズマリーCTシネオールのみ取り扱っております。
学 名 :
Salvia rosmarinus CT
英 名: Rosemary CT (Cineole)
科 名: シソ科
抽出部分: 葉
抽出方法: 水蒸気蒸留法
主産地: フランス、チュニジア、モロッコ
主成分: オキサイド類
香りのタイプ: ハーブ系
香りの特徴: ハーブ調の清涼感のある香り
ノート: トップ〜ミドル
※ 注意・禁忌 ※
・ 妊婦・授乳中・乳幼児の使用はお控えください。
・ 精油成分1,8シネオールが含まれるため、敏感肌の方は刺激を感じることがありますので、使用濃度にご注意ください。
・ てんかん、高血圧の方は使用前に専門家にご相談ください。
・ オキサイド類(酸化物類)を多く含む精油には共通して去痰作用があります。しかし、精油濃度や使用方法により粘膜を刺激することがありますので、喘息の方がオキサイド類(酸化物類)を含む精油をご利用の場合には、事前に京都かほ里までお問い合わせください。
主な作用:抗炎症、抗菌
主な適用:精神疲労、記憶力低下、スキンケア
ローズマリーと相性の良い精油:
「トップ」:柑橘系、ラヴィンサラなど
「ミドル」:ゼラニウム、フランキンセンスなど
「ベース」:イランイラン
♪アロマテラピーは医療行為ではありません。身体に何らかの異常がある場合は、必ず医療機関を受診して下さい。また、精油の注意事項を守って正しくご使用下さいますようお願い申し上げます。妊娠中、慢性的な病気の方など、身体の健康状態が気になる方は、医師や薬剤師などの専門家に相談の上、ご使用下さい。なお、ご不明な点などございましたら、京都かほ里までお問い合わせ下さい。