エルム Elm
学名:
Ulmus procera
和名: ヨーロッパニレ
科・属: ニレ科 ニレ属
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 2〜3月
エルム近縁種: ハルニレUlmus davidiana アキニレUlmus parvifolia (京都府立植物園など日本国内の広い地域で観察できます)
その昔、新大陸に着いたイギリス人たちは「町を築くときにはエルムのある場所を選ぶとよい」とインディアンから教えられたという話があります。エルムが生育するところは肥沃な土地もしくは水源が近いという証で、世界中に伝説や逸話が数多く残っています(アイヌ神話や北欧神話など)
2月から3月にかけて葉が出る前に枝を覆い尽くすように、紫がかった黄緑色の小さな目立たない両性花を7〜15個房状に咲かせます。エルムはエレガントで威厳のある木ですが、毎年多くの花が咲くわけではありません。またエルムやハルニレ、アキニレ、ケヤキなどのニレ科植物は葉の付き方は互性、左右非対称、特にエルム(ヨーロッパニレ)やハルニレではかなり左右で異なります。
エルムは開花から1ヶ月ほどで果実が成長しすぐに翼(翼果)を持った種をまき散らします。ちょうどウバユリの種のような薄い扁平で卵型の種で、翼果の上部に種子が入っています。この翼は、種子が風に乗って飛びだす道具です。早春に開花し夏が来る前に果実を成熟させるというスタイルをとったエルムはとても忙しなく見えます。もちろん急ぐ理由があるのですが・・・
成長の早いエルムは夏の間、私たちに大きな木陰を提供してくれます。一度、エルムの木の下で昼寝をしたいものです。きっと心地よいことでしょうね。
こんなエルムも突然、枝を落とすことがあります。樹木が枝を落とす原因の一つに気象障害があります。エルムやハルニレの場合、特に水不足と高温はかなりのストレスだそうです(京都府立植物園の技師さんにお尋ねしました)一生懸命、枝を維持しようと頑張ったエルムでも耐えられなくなり、残った枝葉を守るためにも泣く泣く選んだ方法が、枝を落とすことだったのかもしれません。
バッチ博士は、エルムから「荷が重すぎ、力不足を感じて落胆している人」のためのレメディを作成しました。
☆ こんな時には、エルムをどうぞ ☆
※ 周囲から多くを期待されて重荷を感じている
※ 繊細で傷つきやすい
※ プレッシャーで急に自信を無くして、落胆している
※ 仕事や課題を一人で多く抱えすぎている
※ 誰かに助けやサポートを頼むことが、なかなか出来ない
※ 自分の能力が上手く発揮できない
※ 一時的に全く集中できないことがある。突然、頭の中が真っ白になってしまう
バッチフラワーレメディの使い方
ご自分に必要なフラワーレメディが見つかりましたら早速使ってみましょう。フラワーレメディは飲む以外にもいくつか方法がありますので、ご自身にあった使いやすい方法で取り入れてみて下さい。なおフラワーレメディはお子様から妊婦さんなどすべての年代の方に、またお薬を飲んでいる方でも病気の治療中でも安心してご利用になれます。どんな時でもそのときの心や感情の状態に合わせて、38種類の中から6種類まで組み合わせてお飲み頂けます。
<お飲み物に入れて飲む場合>
1回2〜4滴を目安に、お水やハーブティー、アルコール等に混ぜてお飲み下さい(京都かほ里ではカフェインの入ったお茶やコーヒーなどはオススメしておりません)外出時にはペットボトルの水に入れても良いでしょう。
飲む時間や回数に特に決まりはありません。基本的には1日に4回、起床時と就寝時の自律神経と副交感神経が切り替わる時に服用すると良いと言われていますが、あくまでもご自身の生活リズムに合わせてどうぞ・・・
<他のレメディと組み合わせる場合>
レメディは1つに限定する必要はありません。数種類(できれば6種類まで)を一度に飲む場合には下記の方法もあります。
ブレンド用のトリートメントボトル(10mlと30mlがございます)を使い、ミネラルウォーターを瓶の肩口まで入れます。その後、ブレンドしたいレメディをそれぞれ2滴(レスキューレメディの場合は4滴)ずつ入れます。その場合は1日4回以上、1回あたり4滴を目安にお飲み物に入れてお飲み下さい。
※衛生面を考え、トリートメントボトルをお使いになる場合は必ず14日以内に飲み終えて下さい。
<お肌に直接塗布する場合>
耳の後ろ、こめかみや手首に、1、2滴のレメディを塗って下さい。
<お風呂に入れる場合>
浴槽にレメディを数滴(6滴から10滴位)加えて浴槽につかるという方法もあります。レメディを飲用できない時、お子様に使われる時などにオススメです。
<観葉植物にもどうぞ>
植物の植替えをしたり、枯れかけている時にレメディを根の部分に垂らしてあげるとよいでしょう。または通常の水やりに、バッチフラワーレメディを数滴(6滴から10滴位)混ぜてください。
例: 買ってきたばかりの鉢植えに・・・ セラトー、ミムラス、ウォールナットなど
<ペットにもどうぞ>
ペットにあげる時も基本は人間と同じです。動物は人間ほど感情が複雑では無く「吠える」「噛みつく」程度で、どういう感情によるものかの判断は難しいので、普段から注意深い観察が必要です。 ペット用飲み水やえさに混ぜたり、ペットがよくなめる箇所に塗るか唇、鼻、耳の後ろなどに塗ってあげるのもよいでしょう。