スターオブベツレヘム Star of Bethlehem
学名:
Ornithogalum umbellatum
和名: オオアマナ
科・属: キジカクシ科 オオアマナ属 (旧ユリ科 オルニトガルム属)
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 4〜5月
スターオブベツレヘムと同種: オオアマナ Ornithogalum umbellatum
( 国内の植物園で観察できます )
スターオブベツレヘムの近縁種: アマナ Amana edulis
( 本州など広い範囲に自生しています )
スターオブベツレヘムは日本でも野外で咲いているのを見かけることがあります。ヨーロッパ原産で、明治末期に観賞用として日本に入ってきたものが、逸出して野生化しているようです。4〜5月頃に一本の長い柄から散房状の総状花序に、3cm程の白色の星型の6弁花をつけます。6枚の花びらに見えますが、外側の3枚は萼で、内側の3枚は花弁です。花のあとには葉は枯れ、また翌年芽を出します。
スターオブベツレヘムは日本に古来から生育しているアマナに似ている上に大きいことから、和名はオオアマナと名付けられました。日本原産のアマナ(甘菜)は根茎に苦味や刺激味がなく食用にされていましたが、最近では自生しているアマナを見ることもなかなか難しくなっています。
一方オオアマナは、野山や公園などでよく見かけます。アマナは花びらの裏に暗紫色の筋をつけますが、オオアマナは緑色が混じり、枝を分けてたくさんの花を付けます
完璧にバランスのとれた真っ白に輝くスターオブベツレヘムの6枚の花弁は、宗教上のシンボルとして用いられるように、特別な意味合いを持っています。
デンマークの画家カールブロックの作品「Burial of Christ(キリストの埋葬)」をご覧になったことありますか?キリストの遺体の手前に描かれている小さな花は、スターオブベツレヘムと言われています。とても悲しげにうつむいています。
バッチ博士は、スターオブベツレヘムから「不幸やショックで、とても苦しんでいる時」のレメディを作成しました。
☆ こんな時には、スターオブベツレヘムをどうぞ ☆
※ 不快なことがあると、その気分を一日中忘れることができない
※ とても辛い、悲しい出来事から立ち直れない
※ ショックのあまり呆然として目を見開いたまま何も見ていないような状態
※ 傷つけられたという精神的または身体的ショック
※ 慰めを拒否している人
※ 災害や事故の後遺症で苦しんでいる
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♪ フラワーレメディのご使用方法に関しましては、
こちらのページをご覧ください。
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