ホリー Holly
学名:
Ilex aquifolium
和名: セイヨウヒイラギ
科・属: モチノキ科 モチノキ属
イギリスもしくはヨーロッパでの開花時期: 5〜6月
ホリーの近縁種: ヒイラギ Osmanthus heterophyllus
(京都府立植物園など、日本国内の広い地域で観察できます)
☆ ホリーはモチノキ科、ヒイラギはモクセイ科です。葉の付き方など異なりますのでご注意下さい。
モチノキ科は被子植物に属する木本で約600種が世界各地に分布し、日本には23種類ほどが自生しています。花はあまり目立たず4枚〜5枚の花びらからなり小形で集散花序を作ります。この科の多くは赤く熟す果実を付け雌雄異株のものがほとんどで、葉は単葉、普通は互生します。
ホリーはヨーロッパ西部やアフリカ北西部に自生する常緑広葉樹で樹高は8mほどになります。枝は比較的太く、葉は厚く&硬く光沢があり、若い枝や下の枝では葉の縁が数箇所鋭く尖っていますが、日本原産のヒイラギ同様、老木では全縁となります。雌雄異別株で5〜6月頃に葉腋に芳香のあるクリーム色の小さな花を咲かせます。
ホリーは待降節(11月末)に実を付け「クリスマスホリー」とも呼ばれ、飾り付けに利用されます。ホリーの葉はイエスの茨の冠を、実は真っ赤に熟すことからイエスの血潮を象徴すると言われます。
イタリアではホリーがよく生える土地にはミョウバンが、イギリスでは石炭が眠っていると言われ、赤い実がたくさん付けばその冬は寒さが厳しく少なければ暖冬だそうです。
鋭い棘のある若葉と棘のない古葉、甘い蜜を含んだクリーム色の花と燃えるような赤い果実、冬の寒さでほとんど落葉している森にぽつんと深緑の葉をつけたホリー・・・などなど、1本のホリーの中に対照的とも言える様々な顔を持っています。
バッチは、このホリーを見て「いろいろな感情(怒りや妬みなど)に苦しんでいる人」のためのレメディを作成しました。
☆ こんな時には、ホリーをどうぞ ☆
※ 思いやりの心が欠けている
※ 裏切られるのではないかと猜疑心を抱いている
※ 暴力的になることもあるほど激しい怒りを表すことがある
※ 人の幸せが羨ましく妬んでしまう
※ 物質的な何か(高級品やお金など)で心を満たそうとしている
※ 強い孤独感を感じている
※ いつも不機嫌で落ち着きがない
■□■…………………………………………………………………………………
♪ フラワーレメディのご使用方法に関しましては、
こちらのページをご覧ください。
…………………………………………………………………………………■□■